木曜日は、週に1回のメンタルクリニック通院の日だった。
今回の診察時間は6分。やっぱり簡素。
朝一番の時間を予約して、予定通り到着したけれど、待合室にはすでに2名ほど診察を待っている方の姿が。
普段は鞄に入っている読みかけの本を読んだりして待ち時間を過ごすのだが、今回は待合室に関する冊子を眺めたりして過ごす。
「うつとうつ病」「うつ病サポートブック」「大人のADHD」「認知症かな、とおもったら」ほか、精神疾患に関する医療費の助成制度などの小冊子が並んでいるが、適応障害に関するものは置かれてはいなかった。
適応障害はうつ病とは「また別の疾患」で、よく、人の心と体をバネに例えて「適応障害は、バネに重い重りがぶら下がっているけれど、バネが伸びきってはいないから、重りを外せばバネが元のように縮む状態。うつ病は、長期間、重りがぶら下がっていたために、バネが伸びきってしまっていて、重りを外してもバネが元に戻らなくなってしまった状態」などと言われる。別の疾患だと区別されている割には、医療機関で見かける適応障害に関する情報って少ないなー、などと思いながら待つ。
↓前回までの通院の様子はこちら
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今日の問診
- 調子どう?回復してきているかんじ?
- うーん、あまり先週と変わらないような気がしています。回復に関しては停滞感を感じます。
- うーん、あまり先週と変わらないような気がしています。回復に関しては停滞感を感じます。
- そう。気分の落ち込みとかは?
- あまりありません。それほど大きな落ち込みはないですが、ときどき軽く気分が沈むことはあります。これも先週から変わっていません。
- あまりありません。それほど大きな落ち込みはないですが、ときどき軽く気分が沈むことはあります。これも先週から変わっていません。
- 朝は?起きれてる?
- はい、だいたい6時台には起きれています。ときどき7時半くらいになるときもありますが。
- はい、だいたい6時台には起きれています。ときどき7時半くらいになるときもありますが。
- 夜は眠れてる感じ?
- 今週はよく眠れている日と、眠りの浅い日両方がありました。(…と睡眠計測アプリを見せる)
- 今週はよく眠れている日と、眠りの浅い日両方がありました。(…と睡眠計測アプリを見せる)
- (アプリの画面を眺めながら)うーん、先週の後半の頃は、睡眠は熟睡に向かっていたように見えたけれど。あ、本当だ。眠りが浅い日もあるね。この日なんかは朝型にしっかり深い眠りがあるからいいけれど。うーん。日中は眠くなる?
- 昼寝をした日が3日ほどありました。
- 昼寝をした日が3日ほどありました。
- 昼寝はどのくらいの時間、眠っているの?
- その日にもよりますが、30分の日もあれば、1時間、2時間ほど眠る日もありました。
- その日にもよりますが、30分の日もあれば、1時間、2時間ほど眠る日もありました。
- 2時間はけっこう眠ってるねー、運動はしているんでしょ?
- はい。でも少し運動量が減ったせいかもしれません。気温が上がってきたことで、暑い時間ではなく、夕方の涼しい時間に走ったほうがいいと夫に言われて、ランニングの時間帯を夕方にシフトしようとしたのですが、夕飯の支度や気持ちの疲れもあって、夕方には走る気がしないことが多くて。ランニングの時間帯は朝に戻すようにしようかと思っています。
- はい。でも少し運動量が減ったせいかもしれません。気温が上がってきたことで、暑い時間ではなく、夕方の涼しい時間に走ったほうがいいと夫に言われて、ランニングの時間帯を夕方にシフトしようとしたのですが、夕飯の支度や気持ちの疲れもあって、夕方には走る気がしないことが多くて。ランニングの時間帯は朝に戻すようにしようかと思っています。
- 朝日は浴びたほうがいいからねぇ。そのほうが日中眠くならず、夜眠くなるようになるんですよ。
- (メラトニンとセラトニンの働きのことね。)はい。一応、毎朝起きたらベランダに出て朝日を浴びながら植物の世話を10分〜15分ほどしています。朝走らない日には、そのあと15分ほど、近所を散歩したりもしています。
- (メラトニンとセラトニンの働きのことね。)はい。一応、毎朝起きたらベランダに出て朝日を浴びながら植物の世話を10分〜15分ほどしています。朝走らない日には、そのあと15分ほど、近所を散歩したりもしています。
- そうか。旦那さんは、なんで朝走らないほうがよいと言うんだろう。
- 起きたての運動は身体、特に心臓への負荷が高いので避けるべきだという記事をどこかで読んだようです。夫の家系が高血圧なので、同じようにわたしにもそれを当てはめて考えているのかもしれませんね。
- 起きたての運動は身体、特に心臓への負荷が高いので避けるべきだという記事をどこかで読んだようです。夫の家系が高血圧なので、同じようにわたしにもそれを当てはめて考えているのかもしれませんね。
- そうね。起きたては避けたほうがいいね。
- わたしは、起きて植物の世話をして、朝食をとって、植物の水やりをして、ストレッチや洗濯をしたりのんびりしてからランニングにでるので、起きたてという訳ではないんです。起き上がってから1時間半は経過してるので、問題ないと思っています。
- わたしは、起きて植物の世話をして、朝食をとって、植物の水やりをして、ストレッチや洗濯をしたりのんびりしてからランニングにでるので、起きたてという訳ではないんです。起き上がってから1時間半は経過してるので、問題ないと思っています。
- まぁ、走らなくてもいいんだけど。朝起きて支度して、通勤するわけでしょ。その通勤に該当する活動ができればいいわけだから。5kmも走っててしんどくないの?
- (あ、前回話したランニング距離のことは覚えてるんだな)とくに辛さは感じないです。気分が爽快になりますし、走っていない日のほうがもやもやした気持ちになることが多いです
- (あ、前回話したランニング距離のことは覚えてるんだな)とくに辛さは感じないです。気分が爽快になりますし、走っていない日のほうがもやもやした気持ちになることが多いです
- そう。
- あと、昼寝の話に戻りますが、最近、家にいる間はほぼ1日、PCに向き合って文章を書いたり、なんらかの作業をしていた日が数日ありました。そういう生活は久しぶりだったので、ここしばらく使っていなかった脳の部分が刺激されて、眠くなって昼寝した、というようなことも考えられるのかな、と、自分では思っているんですが。そういう過ごし方の合間に、気分転換のために本を開いてソファーに座ると眠気が襲ってきて、昼寝してしまう感じです。
- あと、昼寝の話に戻りますが、最近、家にいる間はほぼ1日、PCに向き合って文章を書いたり、なんらかの作業をしていた日が数日ありました。そういう生活は久しぶりだったので、ここしばらく使っていなかった脳の部分が刺激されて、眠くなって昼寝した、というようなことも考えられるのかな、と、自分では思っているんですが。そういう過ごし方の合間に、気分転換のために本を開いてソファーに座ると眠気が襲ってきて、昼寝してしまう感じです。
- あ、そうなのね。1日、PCで作業できてる?
- そうですね。やや疲れますが、まぁ自分が書きたいこと書いたり、やりたいことやっているので、特に重い疲労感があるわけではないです。
- そうですね。やや疲れますが、まぁ自分が書きたいこと書いたり、やりたいことやっているので、特に重い疲労感があるわけではないです。
- いいですね。時期的にはね、筋トレとか休息の時間とかを減らして、徐々にそういった作業に充てる時間を増やしていっていいはずだから。それでリズムと睡眠が安定してきたら、通勤訓練も始められるはずだし。
- 通勤訓練ですか。。まだあまり、復帰して以前のように仕事をする自分の姿は、うまく思い浮かべられないんですが。。。
- 通勤訓練ですか。。まだあまり、復帰して以前のように仕事をする自分の姿は、うまく思い浮かべられないんですが。。。
- 今は思い浮かべられなくていいんですよ。それを思い浮かべられるようにしていくのは、通勤訓練の期間だから。
- (うーん、まだあまり働く意欲が出てきていないんだけれどな…前回の通勤訓練開始時には、もっと前向きな気持ちになれたのに。この感覚、どう伝えれば…)
- (うーん、まだあまり働く意欲が出てきていないんだけれどな…前回の通勤訓練開始時には、もっと前向きな気持ちになれたのに。この感覚、どう伝えれば…)
ま、お薬は引き続きね、変更なしで出して起きますから、いまのペースの生活を続けてください。
- (あ、締めに入った!?)はぁ。
- (あ、締めに入った!?)はぁ。
じゃあ、また来週ね。
- はい、ありがとうございました。
- はい、ありがとうございました。
処方薬
前回から変更なし
診察が終わって感じたこと
【反省点】不安なこと、気がかりなことは事前に整理して診察に臨むべき
診察時間の短さは、全く気にならなくなった。
ただ、前回の診察に関する記事で「主治医は薬を処方してくれる役割の人、何か追加で聞きたいことがあればわかる範囲では答えてくれる人、そう割り切ればいい」と書いたけれど、そのわりにわたし自身が不安に思うこと、確認しておきたいことを、事前に整理して臨まなかったのは、反省すべき点。
例えば、前回休職して回復するタイミングでは、少々不安に思いながらも復帰に対する意欲のようなものがあったが、今回はその意欲自体がとても弱々しく、そんな状態で復帰に向けた準備を進めていっても大丈夫なのか不安なこと。 再発するまでは楽しめていた読書が、(できるようにはなったが)未だにあまり楽しいと感じられないこと。以前のようにすんなりと脳に情報がインプットされている実感がないこと。 その場でわたしが回答を取りまとめるための沈黙の数秒を待たない先生なので、尚更だ。 聞きたいことをしっかり準備して臨まないと、かえって不安や診察への不満が溜まってしまう結果になる。 それを防ぐためにも、病院まで移動する時間は、主治医に確認したい事項の取りまとめに充てようと思った。
先生を観察してみる余裕ができた
ここからは余談だが。
これまでは金曜日の診察受診だったけれど、木曜・金曜と実家に帰省する予定があったので、実は今回初めて木曜日に通院した。
今日の先生はいつもにも増して、無表情。若干顔色も悪く、生気がなく感じられた。水曜日は病院の休診日らしいので、木曜日の朝は主治医の先生にとっては月曜日の朝みたいなもの。月曜日の朝のMTGのときの自分を思い浮かべると、愛想を振りまいてる暇があれば、淡々と粛々と、ひとつひとつのタスクを片付けていきたくなる先生の気持ちもわからなくもない。
こんな風に先生の様子を観察できる余裕ができたのも回復の証なんだ、と思うことする。
ちょっと天邪鬼なものの見方かもしれないけれど、口に出せば誰かの気分を損ねる訳でもない。わたし自身、そんな天邪鬼な自分も嫌いじゃない。
いま書きながらふと気付いたのだけれど、適応障害になる前のわたしは基本的に、自分が嫌いではなかった。どちらかといえば好き。ときどき、大好き。
もちろん、ときどきは自己嫌悪に陥ることもあるけれど。(例えば、ひどく飲みすぎた翌日の朝とかに。)
それが、適応障害になると、自分が大嫌いになる。大嫌いというか、「質が悪くて、役に立たないパーツばかりで構成された、著しく必要機能を欠いた欠陥品」のように自分をとらえてしまうようになる。少なくとも、急性期のわたしはそうだった。
それが、今では「天邪鬼な自分も嫌いじゃい」と言えるようになった。これもきっと、回復の証だ。
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適応障害の経過に関連する記事もあわせてどうぞ。