適応障害からの365日の顛末

適応障害で休職中。回復へのトライ&エラーと、心地のよい暮らしを手に入れる過程の自分日誌。

適応障害 休職6週目の診察:診察時間が最短記録を更新した。

やってきました週に一度の診察の日。

前回の診察が5分ほどで、まじすか短くね!?と思ったのは、以前書いた通り。
sophy365.hatenablog.com

今回は最短記録更新の4分。まじきっつー。
いや、いいのよ。それで順調に回復しているなら。回復のためには医者に寄りかからず、自分の努力が必要なこともわかってる。
でもなんだろ、人間には感情ってもんがあって、なんかこう4分で「また来週!」って言われると、ベルトコンベアーに乗せられてる気分にならないでもない。
来週は3分なんじゃねーの、と思う。キューピーのクッキングかよ。

今日の問診

  • 調子どう?回復してきているかんじ?
    • そうですね、以前よりは。感情は安定している気がしますが、今週の月曜と火曜日は調子が悪くて、気分が落ち込んだりもしました。1日、朝の薬を飲み忘れたせいかもしれないですが。

  • 不安で泣き出しちゃったりはない?
    • はい、感情失禁みたいなのは無くなりました。

  • 日中はどう過ごしてるの?
    • 朝起きるのが8時半頃になってしまうのですが、朝食を食べたあと、30−40分くらいランニングをして、クールダウンを兼ねてそのあと30分くらい散歩してます。帰宅してから気分によってストレッチしたり、筋トレしたりして、シャワー浴びてたりすると昼って感じです。

  • 頭は?脳が働いてる感じはする?
    • 脳が働いてるって具体的にどのようなことを指してるのかよくわからないですが、以前より文章は書けるようになりました。

  • 仕事関連の文章?
    • いえ、仕事のものではなく、なんていうかもっと個人的なものです。

  • 日記とか?
    • 日記のような、何時に起きて何をしてどう過ごした、っていう記録のようなものは、もうずいぶん前から書けるんですが、自分の考えを整理してまとめて文章化するということが以前より苦労せずできるようになった気はします。

  • なるほどね。回復してるね。夜は眠れてるの?
    • 眠れますが、4時台、5時台に中途覚醒が起きることが多いです。そのあとすぐにまた眠れて8時過ぎまで眠れることもあるんですが、眠れずに5時くらいになるとそのまま起き出す時もあります。

  • 夢は見る?
    • 見ます。職場の上司や同僚が出てきたりすることが多いです。

  • 眠りが浅いんだねー。ちょっと薬を調整しようかな。昼間に眠ることは?
    • この一週間で1度だけありました。朝、いつもより長めに走った日だったので、その疲れなのかなとも思いますが。

  • 家事はどう?料理とかもこなせてるの?
    • しっかりときっちりととはいかないですが、生活に支障がない範囲では。夕食に今まで通り1汁3菜を毎回と作る気力はないですが、気力のある時に作り置きしたりして凌いでる感じで、品数は減るものの3日に2日くらいは作ってます。

  • 1日の気分の波はどう?
    • 夜が一番気分がいいです。それと走り終わって帰宅した時。朝は6時に起きたいのに目が覚めるのが8時半頃になってしまうので、そのこともあってだいたい気分は落ち込んでいます。あと、16時頃に少し気分が落ち込むことが多いです。

  • 16時ごろは普通の人でも疲れが出てくる時間帯だからね。朝が辛いってのは適応障害の症状だから。でも感情も安定してきてるし、まとまって整理して話できてるから、回復してますね。眠るお薬だけ調整しておくから。また来週ね。

処方薬の変化

眠る時に飲む薬トラゾドン塩酸塩錠が、25mg → 50mg → 25mg → 50mgと変化を繰り返している。
前回、活動量が増えたから減らそうということで25mgになったが、中途覚醒を防ぐ目的でか50mgになった。
以前は中途覚醒防止のために、ルネスタ錠が 2mg から 3mg になって、2mgに戻っていたが、中途覚醒予防のためにルネスタを増やしても、わたしには効果なしとみなしてのことなのかしら。

朝飲む薬には変更はなかった。

疑問が払拭しきれない

適応障害の診察というのは、どの病院でもこんな感じなのだろうか。
他の病院や他の医師の診察を受けたことがない上に、わたしは素人なのでわからない。
ひょっとすると、プロである主治医は、わたしが質問の回答までに要する時間や、発言内容や表情なんかから、わたしが想像する何倍もの情報を掬い取っていて、適切な判断をしてくれているのかもしれない。

本当は帰宅したらサラダを昼食に食べるつもりでいたけれど、心療内科の近くで、めっちゃくちゃ甘そうなパンを買って帰った。 小心者のわたしなりの小さなグレ方である。

回復するのには、主治医の指示を仰ぐだけじゃなくて、わたし自身の努力や意欲も必要だってこともわかってる。でも、どの方向に努力したらいいか、今なにに注力すればいいのか、特に何かを変えようとせずに漫然と過ごしててもよいのかがよくわからない。
仕事関連のことは考えたらダメ、英語の勉強もダメ。小説なら読んでもいい、もやもやするなら体を動かせ。ほんとにそれだけでいいの?

もっと外に出て、人に会ってみたりしたほうがいいのだろうか。わたしは一人で過ごすのは比較的すきなほうだと思うけれど、休職してからは顔を合わせるのは主に夫のみ。
ひとり黙々と体を鍛えて、家事をして、余った時間で読書して、レコード聞いて、植物の世話をする。
業務に忙殺されてタクシー帰りが続いても仕事にしがみついてた日々に憧れていた、優雅な生活リズムであることは確かだ。だが、 これは以前の生活(以前よりよりよいペースで仕事する生活)に復帰するための回復プロセスであって、その優雅さに酔いしれながら過ごしてよい日々ではないはず。

かといって、復職しても休職を繰り返さないという自信も今のところ皆目ない。
やっぱりカウンセラーにも相談するべきなのか、とか、こっそり他の医者にも診察してみてもらってもいいのか、とか、診察を重ねるたびにそんな思いが頭をかすめる頻度が上がってきている。

そう思うならばいっそ他の病院にかかるなり、カウンセリングを受けるなりを試してみればよいと思うのだが、一歩を踏み出す気力も湧かず。そうしてまた適応障害やうつ症状に関する書籍をついつい買ってしまう。
買ったところですぐにページを繰る気分にもなれず、村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読み返している。

焦らない。停滞に飲み込まれない。

消えてなくなってしまいたいと思うことはなくなってきたけれど、明日が来なくてもいいやという考えが眠りにつく直前にふっと訪れることはある。
消えてなくなってしまいたい衝動を脱する手助けをしてくれたのは主治医だし、感謝してる。

とにかく焦らないこと、と主治医も言うし、回復期の停滞感については関連書籍にも書いてあった。
歯がゆかろうと、遣る瀬なかろうと、この停滞を自然のものとしてあるがまま受け入れることが、目下のわたしに求められていることなのかもしれない。

病院帰り、先週も同じようなことを思ったな、と考える。景色の変わらない空白の中をぐるぐる彷徨ってるような気分になったので、せめて新鮮な風景を求めて、いつもは通らない遠回りの道を選んで、ここ最近聞いてなかったtrickyを聞きながら歩いた。

違う道を辿っても、帰り着くのはいつものわが家なのであって、買ったパンを頬ばった後で、「ああそういえば鶏ハムの下ごしらえをしておいたんだった、作らなきゃ」と鍋を火にかける。
「明日が来るって知ってるから鶏ハム作るんだよな、わたし」と思って、嗤いともつかない笑いが漏れた。
やさぐれだ気分のまま昼寝した。

結局、停滞に飲み込まれそうになって、回復日記じゃ満足できずに、小さな回復の進捗やあれこれの話を聞いて、同調してくれる相手がほしいだけなのかもしれないとも思う。
昼寝から目が覚めて、前回よりも美味しく作れた鶏ハムを味見しながら、来週はもう少し人に会いに行く機会を作るようにしようかな、とふと思った。

関連記事はこちら

sophy365.hatenablog.com

sophy365.hatenablog.com