先日、仕事から帰宅して煮物を食べた。
なんのことはない。週末に作って余った根菜の煮物をストックしておいたものを食べただけなのだけれど、寒い季節に家に帰ってから、自分が作った煮物を食べると、冷えた体が内側からあったまり、ひどくほっとして、やたらと美味しく感じられた。
そういえば数年の冬には豚汁を大量に作り置きしておいたことを思い出し、今年も作り置きしていたとを思い出し、今年も作ることにした。
以下の本に載っている「けんちん汁」の作り方を参考に、具材や作り方をアレンジしたもの。
この本を買った頃は、塩麹を作るところから自分でスタートしていたのだけれど、最近は横着して塩麹はスーパーで買っています。笑
自己流のアレンジレシピは以下です。
【材料】
- 豚肉(豚コマ肉)
- 大根
- 人参
- ゴボウ
- しめじ、えのき、しいたけなどのキノコ類
- 長ネギ
- 白菜などの余り野菜
- 塩麹
- 木綿豆腐
- 油あげ
- こんにゃく
- 鰹出汁の素
- 味噌
【作り方】
- 食べやすいサイズに切った豚肉に塩麹大さじ2と酒をまぶしておく
- ゴボウは皮を剥いた後、斜め切りにして水にさらし、アクを抜いておく
- 大根は拍子切りにして、塩麹大さじ2をまぶしておく
- 鍋にごま油少々、サラダ油少々を引く
- 人参は小口切りにしておく
- 3で切った大根を鍋に投入し、角が少し透明になるまで、軽く炒める
- 1で切った豚肉を鍋に投入、全体に火が回るよう時々かき混ぜながら、軽く炒める
- 5で切った人参を鍋に投入し、全体に火が回るよう時々かき混ぜながら、軽く炒める
- 鍋に木綿豆腐を崩しいれ、さらにゴボウを鍋に投入。
- 鍋に水を入れ、火を強火にし沸騰したら中火に、灰汁をとる。
- 食べやすい大きさに切ったキノコ類、コンニャク、湯通しした油揚げを鍋に入れる。
- 長ネギ、その他余り野菜を入れ、再度沸騰させ、灰汁をとる。
- 灰汁が出なくなったら、15分ほど煮込む。
- 少量の味噌、塩で味を調えて出来上がり。
お好みで小葱・ごま・七味をふりかけて召し上がれ。
なんてことない豚汁なんだけど、これがなかなか美味しいのです。
野菜も食物繊維もたっぷり取れるし、豚肉と豆腐でタンパク質も取れる。
保存容器に1食分ずつ小分けにすれば数日保存もききます。
それさえ面倒なわたしは、寸胴鍋いっぱいに豚汁を作った後、そのまま。笑
毎日火を通していれば、この時期なら傷む心配もないです。
寒い冬の時期、「これを作り置きしておけば安心」と思える、ほっとする楽チン料理でした。