わたしはアナログレコードが好きだ。
1000枚ちょっとの12inchレコードと、100枚ちょっとの7inchレコードを持っている。
12inchサイズの収納は、レコード収納の定番の安価な専用カラーボックスの2段組、3段組のものを並べて使っている。
収まりきらないレコードはDMRのプラスチックダンボール製のコンテナBOXに入れてざっくり収納。
これ、選盤するときにも便利。持っていこうか悩んでいるレコードをこのコンテナに出して、そこから選んでレコードバッグに詰めることが多かった。
昔は、白と黒しか販売してなかったように記憶しているんだけど、今は無地ベージュというカラーもあるのね。
12inchサイズのアナログは、比較的、収納できる家具の選択肢があるのだけれど、困るのは7inchサイズ。
上記のDMRのコンテナBOXで7inchサイズの物も販売されているけど、12inchサイズよりもずいぶん小さいことを考慮すると、ちょっと割高感がある。
できれば埃よけに蓋もつけたいところだけれど、上記のBOXだと蓋は別売りなのも悩んだポイント。
と書くと、DMRのコンテナが高いと言ってるようにみえるかもしらないけれど、さすがプラ段で作られているだけあって頑丈で、長期的な視点ではコスパは高いと思う。
わたしが使用している12inchサイズのものは13年くらい前に購入したものだけれど、壊れたり汚れたりすることもないし、積み重ねもできるので、そういった点では高評価。
ただ、このコンテナBOXの場合には、7inchレコードの収納に使わなくなったときに、他に使いようがないなぁ、などと思ったりもした。
そこで、汎用性が高いファイルBOXで7inchレコードの収納に向いているBOXがないか探してみることにした。
いろいろ探した結果、見つけたのはコクヨの収納ボックスNEOSシリーズのLサイズにピッタリ収まる。
もともと、A4サイズの書類整理用に作られている、段ボール製のBOX。
- オフィスや働き方の変化に対応して進化した、新しい機能・デザイン・カラーの新定番「NEOS」シリーズの収納ボックス!
【積み重ね可能なフタ付き】
フタ付きの収納ボックスなので、ホコリから中身を守ることができ、積み重ねて保管することができます。
【用途に合わせて活用できる見出し面】
分類重視の見出し面と、美観重視の意匠面(無地)で使い分けられるデザイン。
【インデックスシール1枚付き】
見出し面の罫線部分を丸ごと隠せるラベル1枚付き。合わせ名人対応なので、印刷も可能。
【収納に便利な仕切板2枚付き】
付属の仕切版を使えば、収納物に合わせてボックスを2分割、4分割に分類することができます。
【オフィスに馴染むシックなカラー】
ビジネスシーンにも馴染むモノトーンなカラーリングになっています。
ふたも付属しているところもポイントが高い。
カラーは白・黒の2色で、デザインもすっきりとシンプル。
ということで、コクヨの収納ボックスNEOSシリーズのLサイズを購入してみることにした。
段ボールを組み立てる形のファイルボックスなので、組み立て前の平らな状態で届く。
組み立て説明書が付属していて、とてもわかりやすい。
説明書の裏には、BOXに貼り付けられるシールタイプのラベルも付属していた。
3分ほどで組み立てたのがこちら。
中の仕切りは取り外しできる。
早速7inchレコードを収納してみたところ、ピッタリ。
やや窮屈な感じだったので、ジャケットが歪んだりしないように、中の仕切りの短辺の部分だけ取り外してみたら、ぴったりジャストフィットだった。
冒頭に書いた12inch用のDMRのコンテナBOXに重ねて積んでもみても、違和感のない、すっきりとしたデザイン。
ちなみに、今までは7inchをどうやって収納していたかというと、これ。
衝撃の恥ずかし画像ドーン!
スニーカーが入っていた紙箱や、段ボールの再利用。
「学生かよ」と突っ込んだら学生が失敬だと怒りそうな間に合わせ収納。わたしのズボラっぷりが恥ずかしい。
これまで、7inchを探すときはもちろん、この小汚い箱が視界に入る度に、テンションが下がっていた。大したことではないのだけれど、目に入る景色の中にノイズがあるのって、地味にストレスになる。「本来あるべき形になってないけれど、そのまま放置してしまっている」という感覚、タスクを後回しにしているような薄い罪悪感のようなものを感じてしまっていた。
でも、これで、アナログレコード周りの収納の悩みがひとつ解決した。
すっきり!