365日の顛末

こころとからだの健康、不妊治療、キャリア。試行錯誤の365日の記録。

ずぼら上等なクローゼット収納(その1)。横着者のリアルなクローゼット断捨離。

我が家の間取りには奥行き60cm以上のクローゼットが2箇所ある。

1箇所は寝室、残りの1箇所はリビングとして使っている部屋の壁の一面である。

 

寝室のクローゼットは

  • 年間問わずに着るカットソー類
  • シーズンオフの服
  • お気に入りの鞄
  • 季節家電や使用頻度の低い家電(ミシン等)
  • 旅行用トランク

を中心に収納している。

 

一方でリビングは

  • オンシーズンの服
  • 衣類のケア用品(アイロン・ブラシなど)
  • 普段使いのバッグ類・服飾小物(ベルト、ストール、帽子など)
  • ヨガマット・フォームローラー
  • 生地のストック・裁縫道具

など、やや使用頻度の高い物を収納している。

 

(昨年の冬はリビングのクローゼットにスーツやジャケットを収納していたが、今年は寝室のクローゼットの中。在宅勤務続きでかっちりしたジャケットを着る回数も格段に下がった。)

 

 

今回はリビング側のクローゼットの話。

(扉を閉めるとこんな感じ。)

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わたしは収納が下手だ。

収納が下手というか、整理整頓が下手だし、物の管理全般が不得意である。

不得意という自覚はあるので、なるべく楽に、手間をかけず管理したいなと思っている。

大体、部屋が散らかる理由は

  1. そもそも、物を収納する定位置が決まっていない
  2. 収納場所は決まっているけれど、元の場所に戻していない

のいずれかが理由だと思う。

ここ数年は少しずつ収納を見直したりして、1のケースは流石に減ってきた。

でも、2の「元の場所に戻すのが面倒なので放置して(もしくはあるべき場所に戻さずに)散らかる」というケースは、ちょこちょこある。

 

散らからないようにするには、なるべくその「面倒臭さ」を減らす必要がある。つまり、

 ①物を出す

 ②使う

 ③元の場所にしまう

 

の3つのアクションをスムーズにできるようにすること。

物の出し入れがしにくかったり、使う場所から離れたところに収納されていたりすると、定位置に戻すことのハードルが上がるので、部屋が散らかりやすくなる。

 

リビングのクローゼットの中もまさに物の出し入れがしにくくて、かつ、定位置に戻しても雑然として見える。

 

部屋に掃除機をかけるついでにクローゼットを開け放して換気をして、ついでにクローゼットに掃除機をかけようかなと思ったりもするんだけれど、床に直置きされている小物のせいで掃除機をかけづらく、つい見て見ぬふりをしてきた。

 

奥行きも60cm以上あるので、奥の方にしまっていた物を取り出したついでに、綿埃がついてきちゃったりとか。腐海みたいな。

 

今年は物を減らして、住まいを整えたいと思っているので、少しずつ洋服も処分して行っているのだが、洋服を減らすだけで解決する問題でもなさそうだ。

 

ということで、週末に重い腰を上げてクローゼットを整理をすることにした。

 

 

まずはいらない物の整理。

特にバッグ類はこの2、3年見直しをしていないからやりがいがありそうだ。

 

で、早速捨てにかかる。

 

捨てた物①:レコードバッグ

Maish Mereau製のレコードバッグ。かれこれ10数年前に購入した物。

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12inchを80枚くらい入れた上で、ポケットに小物も入れられるし、一時期はとても重宝していた。かなりハードに使ったので、底面の角は擦り切れてきている。

でも、50枚くらいの収納量のレコードバッグは別に保有しているし、最近はそもそも80枚も現場に持ち込む機会が減っている。

そして何よりかさばるのだ。で、不要と判断することにした。

さよなら、ありがとう。

 

捨てた物②:無印のキャンバスバッグ大サイズ

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これもかれこれ十数年前に購入したもの。分厚い帆布で作られているので丈夫だし重い荷物を入れても安心感があるのはいいのだけれど、3泊分くらいの荷物は収められるサイズなので、如何せんバッグ自体も重量がある。

結局数回しか使わず、別のナイロン製のバッグを使うことが多かった。

これまで何度も捨てるもの候補に上がりつつ、使用回数も少なくて状態も良く、かつシンプルで流行がないデザインなので捨てられずに今日まで生き残った、断捨離の死線を掻い潜ってきた猛者。

 

「まだ使えるしな、今回も見送っても良いかも」などと少し思ったりしたが、そうやって取っておいた結果ここ何年も使用していない事実に、特に迷いなく捨てることを決めた。

 

捨てたもの:仕事用bag

多分6年くらい前に、Topkapiか何かで購入した、仕事用のBag。

A4サイズが入るのは良いけれど、収納量が少なめなので、荷物が多い日はこのバッグだと心許ない。

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よくよくクローゼットを見てみたら、似たようなバッグを他にも持ってた。

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こちらはPROGRESの仕事用バッグ。

上記のTopkapiのカバンより、一回り二回り大きくて、1泊くらいならば収納できるキャパシティ。もちろん、A4サイズも問題なく収まる。

 

在宅勤務がメインになっている昨今、こういったカバンを手にオフィスに足を運ぶこと自体減ってきてはいるものの、お堅いクライアントのもとに出向く時もあるので、こういうBagは絶対必要。

とはいえ、2個はいらないよね、ということでTopkapiの鞄を処分して、PROGRESは残すことにした。

 

ちなみにPROGRESの鞄は超おすすめ。

鞄メーカーAceが女性向けに作っている製品なので、機能性もバッチリ。

本体がとにかく軽いし、内部の収納も小分けになっていて使いやすい。1年半ほどの間、重いPCや書類を入れて平日毎日酷使していたけれどびくともしなかったし、耐久性も高い。 

この鞄が壊れたとして、その時に他に欲しい鞄がなかったら、同じ鞄を選ぶかもな、と思う。

 

 

捨てたもの:コサージュ

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クローゼットから発掘された時点では「何これ、こんなの買った記憶ないよ」と思ったのだけれど、喪服のセットアップに付属していたコサージュだった。そうだった買ったわ、喪服買ったんだった!

以降、3回ほど葬儀に参列する機会があったが、コサージュは不要だった。というか、所持してることを忘れていたくらいだし。パールのネックレスをつければ、それで事足りる。

処分!!

 

 

ここまで捨てた上での、リビングのクローゼット写真がこちら。

恥を忍んで、どーん!

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 わー、雑然としてる!

小学生を集めて「みんな、雑然ってこういうことだよー!」って教えたら、全員「はーい、わかりましたー!」「雑然って汚いってことなんだね」って理解しそうな写真。

素敵なインテリアのブログで、整理整頓・収納の項目でクローゼットの投稿などを見ると、「これは、服屋さんなのかしら」と見まごうような美しさなわけだけれども、どのお宅もあんなに整然と片付けているものなのかしら。度肝を抜かれてしまう。

当然、うちは(というかわたしは)そんなに意識高くない。

冒頭にも書いたとおり、「整理整頓・収納は不得手」だし、ファッションへの関心そのものも「まぁ、ないわけじゃないけれど、うーん、そこそこ」というレベル。

そんなわたしの等身大のクローゼットが上記である。

 

 

見た目の変更点が地味なので、先にBefore、Afterの写真を掲載。

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左がBefore、右がAfter。

パッと見たところ変化は少なくて、間違い探しのようになってしまった。

 

 

今回の主な改善ポイントは次の3つ。

  1. 使用頻度が高いものをアクセスしやすい位置に変更
  2. 出し入れしやすいバッグハンガーを設置
  3. 予備のハンガーを取り出しやすく収納

 

長くなってしまったので、どう改善していったかは次回以降で分割して紹介することにする。