365日の顛末

こころとからだの健康、不妊治療、キャリア。試行錯誤の365日の記録。

不妊治療に必要な栄養素と、クリニック推薦のサプリ。

クリニックの説明会で葉酸をサプリで摂るように言われたことは前回のエントリーに書いた通りです。 

 

クリニックでも妊娠するために必要となる栄養素について、説明会で教えてもらいましたが、ネットで不妊治療に取り組んでいる人の情報を見ていると、他にもいろいろサプリを摂っている人もいて、「わたしも他のサプリも飲んだ方がよいのかも」と思ったりしました。

 

最近は妊娠を望む人が摂るべき栄養素をミックスして「この一種類だけ飲んでおけば安心」というサプリもたくさん販売されてるし。

例えば、後に転院する加藤レディスクリニックでは、バイエル製薬が出している「エレビット」を薦められました。エレビットについては、後ほど詳しく書きます。

 

そこで、病院から説明があったサプリや、必要な栄養素について整理してみました。

 

 

葉酸

絶対必要なやつ。妊活に必要な栄養素って聞いて最初に思い浮かぶのが葉酸です。

一般に、1日に必要な葉酸の摂取量は400μgですが、妊活中は600μgくらいとるのが理想だと、梅ヶ丘産婦人科では説明されました。

女性だけでなく、男性も飲んだ方がよいらしいです。 

 

わたし夫婦はAmazonでも購入できるディアナチュラ 葉酸 を飲んでいます。

不妊治療スタート時に通っていた梅ヶ丘産婦人科クリニックでは、「葉酸はドラッグストアで販売されているサプリメントで充分」と説明されました。

 

加藤レディスクリニック では、具体的に接種しているサプリのブランド名も確認されたのですが、「ディアナチュラであれば、含まれているのは栄養素のみで、余分な成分は入っていないので大丈夫です」と丁寧にお墨付きをいただいたので安心。

こちらの葉酸サプリには、葉酸の働きを助けるビタミンB6、B12(後述)も配合されています。

 

葉酸の働きを助ける5つの栄養素

上記の葉酸を体内にとりこむためには、他の栄養素も必要になってきます。葉酸と合わせて飲むことで、葉酸の効果を高める栄養素です。

各栄養素については、エレビットのサイトに掲載されていたので、引用します。

 

亜鉛

タンパク質の合成や免疫機能、糖代謝に深く関係しているミネラルです。食物に含まれる葉酸を体内に取り込むために酵素の働きが必要ですが、この酵素の働きを亜鉛が助けます。

 

ビタミンC

美容のためのビタミンとしておなじみですが、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるために不可欠な栄養素です。葉酸との関連では、生体内で活性化された葉酸を維持するために欠かせません。

 

ビタミンB6

タンパク質を合成し、筋肉や血液をつくるときに必要なビタミンです。また、タンパク質の代謝にも深く関わっており、不足すると皮膚炎や口内炎などを起こします。生体内で活性化された葉酸の代謝にも関わっています。

 

ビタミンB2

生体内では糖質、脂質、タンパク質を代謝してエネルギーにしていますが、このエネルギー代謝に深く関わっています。生体内での葉酸の代謝にも必須のビタミンです。

 

ビタミンB12

生体内では葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビンの生成に深く関わっていて、不足すると貧血などを起こします。また、葉酸の代謝サイクルの最終段階で、葉酸の再生成に関わる酵素の働きを助けます。 

 

 

2020年3月から、夫の男性不妊外来通院が始まり、葉酸の他にその他に亜鉛もとったほうがよいという話になり、ディアナチュラのアミノ マルチビタミン&ミネラルも飲み始めました。

亜鉛の他、ビタミンC、B2、B6、B12などのビタミン類、アミノ酸、ミネラルも含まれています。

 

さらに、男性不妊外来を受診した夫がクリニックに薦められたということで、Baby & MeのアンチオキシダントフォーメンVer.3を飲んでいた時期もありました。

(こちらは、クリニックで購入しています。)

 

注意した方がよいサプリメント

加藤レディスクリニックの初診時には、接種しているサプリについてブランド名含めて具体的に確認されました。なんでも、 サプリの中には、妊娠に悪影響を及ぼす可能性のある成分が含まれているものもあるそうです。特に美容目的を謳っているサプリ、海外製のものには、そういった成分が含まれるケースがあるようで、注意するように言われました。

具体的な成分も聞いておけばよかったな。

 

どこまでサプリ摂取が必要なのかの判断が難しい

不妊治療について調べると、医学的根拠が乏しい情報も含めて、いろいろな情報がヒットします。どれが本当に自分に必要な処置・処方なのかを自力で確認するのってなかなか現実的ではないのが実際。少しでも妊娠の可能性が高まるならば、とつい様々な製品に手を伸ばしそうになったりもします。

 

ラクトフェリンは不要らしい(KLC情報)

わたしは腸内環境を整える目的でラクトフェリンを摂取していて、加藤レディスクリニック では、「ラクトフェリンは膣内環境を整える目的ですか?」と質問されました。説明を聞くと、胚移植の前のタイミングで必要に応じて、膣内環境を整えるための膣剤を処方してくれるそうです。なので、膣内環境を整える目的でのラクトフェリン摂取は不要です、とのことでした。

少し脱線しますが、この時の加藤レディスクリニック の対応には感動しました。「もし膣内環境を整えるためだけにラクトフェリンを摂取しているならば、サプリもそれなりの金額ですし、不要ですよ」と言われてなんて親切な案内だろうと、思ったのを覚えています。

不要なものをはっきりと不要だと医学的プロが指導してくれるのは、ありがたい!誠実な対応だなと思います。 

 

ちなみに、梅ヶ丘産婦人科では、移植前の膣剤処方はありませんでした。この辺り、クリニックによって方針が違うかもしれないので、確認したほうがよいかもしれません。

 

これひとつ飲んでおけば安心:エレビット

いろいろな栄養素のサプリを飲むのはそれなりに面倒。最近は妊娠を望む人が摂るべき栄養素をミックスして「この一種類だけ飲んでおけば安心」というサプリもたくさん販売されています。

例えば、いま通っている加藤レディスクリニックでは、初診時にバイエル製薬が出している「エレビット」を薦められました。カルシウムなど、妊娠後に必要になる栄養素も含まれているので、出産まで飲み続ける方も多いとか。(ただし、ディアナチュラでも問題ないですよ、という補足付きです。営業色が強くなくて好印象だった)

 

【44%OFF】エレビットをお得に購入できるクーポンコード

エレビットは不妊治療の人ならば皆知っている妊活サプリ。

不妊治療を開始した時に調べて知ったのですが、30日分で4,500円とそこそこのお値段。これはディアナチュラの方が安いなぁ、とずっとディアナチュラを利用していたんですが。

 

加藤レディスクリニックでは、エレビットのサンプル(3錠)と割引購入できるクーポンコードを手渡されました。このクーポンを使って定期購入すると、4,500円⇨2,480円の割引価格で購入できちゃいます。

そして、この価格を見て、わたしはエレビットに乗り換えました。(現金なひと)

 

このクーポンは、おそらく加藤レディスクリニック 初診の方全員に配布しているものだと思います。(ちなみにわたしは2020年12月時点で受け取りました。)

他のクリニックに通院している方、もしくは通院先選びに迷っている方は初診だけ受けてみて、クーポンコードを手に入れるのもアリだと思いました。