GW頃から夏ごろまで花屋の店先で苗が売られているバジル。
スーパーで買ったりすると少量が入った1パックが何百円かするけど、バジルの苗はだいたい150円〜200円くらいが相場。
鉢に植え替えて栽培すれば、一夏で結構な量のバジルを収穫できちゃう。
絶対苗から育てて損しないハーブ第1位だと思っている。
でも摘み方によって、成長つまり収穫量に大きく違いが出るので、そのお話。
バジルは使い道いっぱいのおすすめハーブ
我が家では、パスタはもちろん、サラダ、グリーンスムージ、ラタトゥイユを使う料理、イタリアン風ツナトマそうめん、グリーンカレーなどにもガシガシ使うので、ここ数年は3〜4苗くらい購入して、料理に活用しまくっている。
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食欲をそそる、バジルの爽やかな香りがたまらない!
しかも彩りもよいので、ちょこっと添えるだけで、お料理のレベルが上がったように見えて、気分もいい。
バジルの摘み方で収穫量は変わる
で、以前友人の家に遊びに行った時に、友人が育てているバジルを摘んでいたのが、葉っぱを一枚だけちぎるという、とても勿体ない摘み方をしていた。
葉の根元から新芽を吹いて脇芽を出すので、その脇芽の上で摘芯する形でカットすると、どんどんいい具合に枝分かれしていく。
幹の下のほうに付いている葉は味が薄まり風味が落ちていくので、できれば上のほうについた新しい葉を摘みたいわけだが、枝分かれすればするほど、その新しい葉っぱが着く部分が増えるというわけ。
正しく収穫して美味しいバジルをたくさん採ろう
基本的には、脇芽が出てきそうな葉っぱの少し上の茎の部分を、ハサミでカットするのがベスト。
上の写真の黄色い三角▲は前回カットした箇所。そこから脇芽が出てきて、次の葉っぱの根元、写真の赤丸○また脇芽が出る兆しがある。
この赤丸の少し上をカットするといい感じに脇芽を増やして行くことができる。
下の写真も同じ。
この、赤丸の部分から脇芽が出てくるので、その上の茎をカットする。
葉っぱだけ1枚ずつ千切ったりするのは、収穫量が減ってしまうからおすすめしない。
育てるのも簡単
苗を買ってきたら、苗ポットの土を軽くほぐして(全部土を落とす必要はない)、大きめの鉢に植え替えてあげる。普通の培養土でも、ハーブ専用の土でもいい。
ハーブって要は雑草のようなもので生命力が強いので、土の配合とかにはそんなに神経質にならなくても問題ない。
で、あとはただひたすら、鉢の土が乾いてるときに、鉢の底からドバドバ水が流れるくらいの量のお水をあげるだけ。
ずっと育ててると夏に花芽をつけるんだけれど、花を咲かせると、種を作るほうに養分を集中させるので、葉っぱの風味は落ちてしまう。葉っぱの収穫が目的の場合は、花芽は早めに積むのがおすすめ。
今年は5月中旬にバジル苗を植えつけたんだけれど、すでになんども収穫を繰り返して、その度に枝分かれして、葉っぱがこんもり充ち満ちになっている。
きっと今年も夏に向けて我が家の食卓を彩ってくれるはず。
たのしみだー。
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